ありしひの

先日、装画塾でお世話になり、今年の正月に急逝された

デザイナーの関口信介さんが装丁された、お気に入りの100冊を紹介している

「関口信介の仕事」という本をいただいてきました。

 

関口さんが装丁された本を、何冊か手に入れたいと思ってはいたのですが

はたして関口さんはどの装丁を気に入っていたんだろう?

という疑問があって、手が着けられないまま日々が過ぎていたのでした。

このように一つ一つの装丁本のエピソードを知ることができて

ありがたかったです。

また、こうして一人の装丁家の仕事をまとめて拝見できるのは

面白く見応えもありました。

 

数々の素晴らしい装丁もさることながら

ご友人、仕事で携わった方々、装画塾・講師の宮川和夫さんなど

の寄稿があり、関口さんとのエピソードや

生前の関口さんの言葉が綴られていました。

 

そこには仕事に真摯で、ユーモラスで、人間味あふれる関口さんがいました。

装画塾の講師をされていることについては

「ただ褒めそやして生徒に気に入られる事をよしとしたら、

せっかくお金を出して受講してくれる人に申し訳ない。だから厳しくていい。」

とおっしゃっていたそうです。

 

そういえば、作品ファイルを見ていただいた時に

「宮川さんが火炎放射器で、僕が火のついたマッチを投げて、すみませんね。」

とおっしゃっていたのを覚えています。

もう一人の講師の臼井新太郎さんは、さながら塾生が全焼しないための

ライフガードだったのでしょうか。

いえいえ臼井さんも時々、火炎瓶を投げていました。笑

(私の頃は、藤田知子さんはまだ参加されていませんでした。)

 

はい、よく分かっていました。

どうもありがとうございました関口さん!

 

本の装丁は文藝春秋社の大久保明子さんでした。

カバーのデザインや見返しの色や質感が、関口さんのイメージに重なります。

奥付に、在りし日の関口さんの写真が載っていて

(装画塾の講義中のように見えるのですが。)

胸がチクッとなりました。

 

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(10/16/2018更新)

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(8/22/2018更新)