新作イラスト、仕事9点、個展のオリジナル作品7点を更新しました。よろしかったらご覧ください。
最近、装丁家の方のトークショーに伺ったり営業をしていて
目から鱗のようなご意見をお聞きし、なるほどと思うことがあります。
こういったご意見は装丁家、編集者の方個々人で千差万別なので
まあこんな意見もあるのだなという感じで
読んでいただければと思いますが。。
ある装丁家の方は
「僕は絵じゃなくて、描く人を見てイラストを発注するんだよ。」
とおっしゃっていました。
「えっ、絵を見ないの?!」と驚きましたが
作品ファイルを見ていただきながら、今の自分の絵に対する姿勢も性格も
見事に言い当てられてしまい、、お尻がムズムズするような気持ちになりました。
描く絵は、その人そのものなのかもしれませんね。
だから人が魅力的ならば、絵も魅力的なのかもしれません。
そういえば、知り合いの活躍しているイラストレーターは
接していて、皆なんというか。。キラキラと光るものを内包しているように
感じます。
その方は装丁をする時に、必ずしもテキスト(文章)を読み込む必要を
感じていないともおっしゃっていました。
何故なら、お客様は本屋で読んだことのないテキストに興味を持って
買うので、その時のお客様の感覚から離れていってしまうからだそうです。
テキストに魅力がなくても、装丁や装画が魅力的ならば
その魅力で、本を買ってもらうこともできるから。
確かにそれも一理だなと思います。
その方は、はっと息をのむような美しい装丁をされるので
その実績がこれらの言葉に説得力を持たせています。
そして何よりも、絵描きは何かを発信する力が大事なのだと思ったのが
「イラストを描くことはリアクションではなくアクションです。」
という言葉でした。これにはズガーンときてしまいました。
もっと自分らしく、自由に楽しくイラストを描きたい
今日この頃です。