新作イラスト、仕事9点、個展のオリジナル作品7点を更新しました。よろしかったらご覧ください。
昨日、隣の駅(JR武蔵境)のムサシノプレイスというところで
開催された、「装丁夜話」という本の装丁をテーマにした
トークショーに行ってきました。
メンバーは
装丁家の折原カズヒロさん、坂野公一さん、藤田知子さん、清水佳子さん
イラストレーターの竹永絵里さん
みなさん、大活躍のクリエイターの皆さんばかりですが
普段のお仕事の制作秘話などがお聞きできて、興味深かったです。
折原さんの、仏像をなぞって癒しを得るムック本のお話や
坂野さんの京極夏彦さん著書の装丁をされた時のお話。
藤田さんの印刷する紙やPP貼り、刷色による効果のお話。
清水さんのハワイ本についての熱い情熱のこもったお話。
竹永さんのパリ本の企画書を作成して、編集部に持ち込んだお話。
華々しいお仕事の裏にも、細かな折衝や、努力と工夫があるのだと
思いました。
装丁って奥が深いですね。。。そして面白い。
この紙に刷ったら、こんな風に色が印刷されるとか
PP貼り加工すると、色がぐっと変わるとか
箔押しすると、インパクトや重みが出るとか
本当にちょっとの差で、発信するイメージが変わってしまうのだと思いました。
私も一生に一度くらい、装丁をしてみたいです。
本当はこと細かくお聴きした話をしゃべりたいのですが
他言はしないで欲しいとの、クリエイターのみなさんのお願いがあったので
内容はこのくらいにしておきます。笑
いやはや、本当に面白かったです!
みなさん話がお上手で、あっという間の2時間半でした。
今回のトークショーは
なるべく一般の本好きの方々に、「本の装丁とはどういうものか?」
というのを知ってもらいたい思いで企画されたそうです。
募集がかかって最初の頃にエントリーしたので
なんとか参加させてもらいましたが、イラストレーターがいて
よかったのかなあ?
私は聴けて大満足でしたけどね。
会場だったムサシノプレイスは、建物がモダンでカッコいいのですが
武蔵野市が既存の図書館のワク組みを超えて
文化や芸術、福祉、まちづくりなど、総合的な人の交流の場を目的として
建てた施設だそうです。
今回の「装丁夜話」の会場にぴったりだったのでは。
ムサシノプレイス↓
http://www.musashino.or.jp/place.html
またこんなトークショーがあったら、お聴きしてみたいです。