先日、永青文庫で開催されている「春画展」を見に行ってきました。
http://www.eiseibunko.com/shunga/
春画は印刷物で見たことはあったのですが
肉筆画や刷り物を見たことが無かったので
一度見てみたいと思い、友達を誘って行ってきました。
念のため、18禁です。
春画って平安時代からあったのですね。
江戸時代には、貸本屋から春本を借りて楽しむ庶民から
一流絵師による豪華な春画の肉筆絵巻を婚礼調度の一つとして用意する大名まで
身分の上下にかかわらず、広く楽しまれていた様です。
色を楽しむことだけでなく、パロディとしても
当時の人々はおおらかに春画を楽しんでいたんだなと、展示を見て思いました。
多くの作品に、日本人の肌のきめ細やかさや美しさを感じました。
個人的には、喜多川歌麿の作品の「歌まくら」という作品が気に入ったのですが
構図が大胆で、人物が流麗で、「粋」な感じがしました。
展示を見終わって、4000円もする図録を買うかどうか迷いましたが
もう二度と手に入らないのでは?と思い、思い切って買ってしまいました。
装丁が凝っていて美しい図録ですよ。
この図録だけでも一見の価値があると思います。
友達Oさんは、見終わった後
「あ~~、お腹いっぱいで少し休みたい。」と言っていました。
付き合ってくれてどうもありがとうね、Oさん。。!
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