新作イラスト、仕事9点、個展のオリジナル作品7点を更新しました。よろしかったらご覧ください。
昨日、装丁家の緒方修一さんが司会をされていた
矢内原美邦さん(演出・振付師)×和久田頼男さん(岸田國士戯曲賞事務局長
・編集者)×伊勢華子さん(作家・13F発行人)のトークショー
『あの時の「あ」』に伺ってきました。
まず渋谷の公園坂裏の変貌ぶりに驚きました。
MIYASHITA PARKのところには新橋のような
「渋谷横丁」という庶民的な飲み屋が計画的に作られていて
なんだか映画「ブレードランナー」を思い出しました。
そこを通り過ぎて、おしゃれな渋谷キャストアパートメント
というところでトークショーは行われたのですが
のどかな東小金井から出てきた私には
「おしゃれ過ぎるっ。でもなんだか刺激的!」と
最初から最後まで刺激を受けつつ、あっという間の一時間でした。
コーヒーをご馳走になりながら
ゲストの矢内原さんの「記憶」という言葉をテーマに
トークショーは進められました。
「ダンスでは一秒で表現できる事を、言葉に置き換えると
そうはいかない。でもそういう表現をこれからもしていきたい」
とおっしゃっていたのが心に残りました。
(矢内原さんの舞台は言葉をテーマに構成されたものがあるそうです)
心に風穴を開けてくれるのは、いつも「言葉」だったし
「文章」って最高の表現手段ではないか?と個人的には思っていたので
「言葉」にこだわる矢内原さんの気持ちは少し分かる気がしました。
彼女の少しブロークンな話し方が印象的で
自分に正直に生きて、表現されている方なのかな?と感じました。
定期的に発行されている「13F・OLDNEWS」を頂いて帰り
変貌した渋谷とともに、年末の楽しい思い出になりました。
ところで、滞っていたお仕事のご報告です。
「じゃぱとら」6月号(住まい教育推進協会)
森久美子さんの連載小説「木は生きている」
第二十三話 古材は宝石1 の挿絵を担当しました。
挿絵1:妹をあやす主人公の男の子
挿絵2:お世話になった先生の弁護士事務所の女性に恋心を抱く