新作イラスト、仕事9点、個展のオリジナル作品7点を更新しました。よろしかったらご覧ください。
先日、本当に久しぶりに小金井にある
江戸東京たてもの園に友人と行ってきました。
東小金井駅からCoCoバスという小金井市営のバスに乗って行きました。
前訪れた時より、大分建物が増えていました。
高橋是清が二・二六事件で殺された家や
江戸時代後期の八王子千人同心という徳川の家臣の家
明治時代のドイツ人建築家デ・ラランデの洋館
昭和初期の看板建築の店
などなど。。30建築あまりが小金井公園の中に移築され
一般公開されています。
昔の建物は有機的な形が多く見ていて温かい気持ちになります。
窓ワクが少しずつ形が違ったり、花や草が装飾的に取り入れられていたり。
明治時代の窓ガラスは、今のガラスと製法が違うので平らではなく
歪んでいるので、外の景色を眺めるとちょっと歪んで見えるのです。
明治時代の人は、こんな歪んだ景色を窓から見ていたのですね!
夏暑く冬寒かったり、すきま風が吹いたり虫が入ってきたりで
今よりも暮らし難いところもあったと思いますが
昔の人はこんな豊かな形に囲まれて暮らしていたのだなあと
思うと、人と住宅との関係が今よりも濃密だったような気がしました。
その夜、昼に訪れた千人同心の家の中で
武士が顔を槍にさされて、息絶えてる姿を夢に見てしまいました!
われながら、影響されやすいな~と苦笑してしまいました。